ロンサムジョージが発見された　ピンタ島

島の名前をとりわけ有名にしたのは、1971年、60年ぶりにピンタゾウガメのロンサムジョージが発見されたことがあげられます。 ロンサムジョージは、ピンタゾウガメの遺伝子を持つ最後の一匹として発見後はサンタクルス島のチャールズダーウィン研究所で保護されています。

この島は、いくつかのビューポイントがありますが現在は観光は行っていません。一般客はピンタ島への上陸は不可能となっています。そのため、現在でもピンタ島は野生生物の宝庫になっています。 一時期はゾウガメの個体数も多く存在していましたが、密猟などによる乱獲で数を減らす結果となりました。現在はひとりぼっちのロンサムジョージだけが生き残っています。

さらに、1958年のヤギの導入により野生の植物への被害を拡大させました。ロンサムジョージは、最後の生き残りとしてたくさんの繁殖試みが長年行われましたが、成果につながることが今のところなく現在も貴重な存在として、またガラパゴス島のアイコンとして生きています。